| |
国籍 | 芳 |
容姿 | 精悍な顔。(WH万里上19)(新万里上22) |
肩書 |
恵州州侯(WH万里上18)(新万里上22)(WH万里下30)(新万里下33) →仮王(WH華胥140)(新華胥131) |
系譜 | |
備考 |
圧政を布いた仲韃を弑逆した。(WH華胥89)(新華胥77) 仲韃の転落をあれ以上見ていたくなかった。何という無慈悲な王だと憤ったことは事実。積み重ねられていく民の骸に怒った。 その行為には憎悪すら感じていたが、仲韃自身を憎むことは出来なかった。(WH華胥117)(新華胥110) 民のために、というのは彼にとって言い訳に過ぎず、 決意をさせたのは、憎みたくない相手を憎まねばならない苦しみだったように思う。 罪と呼べないほどの罪で刑場に引き出されていく民を見るのは辛かったが、引き出されていく民、 その親しい者たちが仲韃を怨むことのほうがもっと堪えた。(WH華胥118)(新華胥111) 仲韃は慈悲を持って賢治を恵み、民は幸福になり、満たされた民は峯王を慕う、それを望んでいて、 民と一緒に仲韃を褒め称えたかった。(WH華胥119)(新華胥112) 仲韃に対し、決して悪心で討ったのではない、憎かったのでも軽んじたのでも、ましてや位を盗もうと思ったわけでもない、 と詫びたい。(WH華胥120)(新華胥113) 恵州侯に任じられた折に仲韃から貰った硯を、十数年後に宮城の門前で罪人百名余りが処刑されたと知らせを受けた時に、 怒りに任せて割ったが、今も捨てられずに破片を残している。挙兵自体に悔いはないが、そうせざるを得なかったことに 対する悔いがある。(WH華胥124)(新華胥117) 官や供王の勧めを固辞し、州侯城で政務を執っていたが、(WH華胥91)(新華胥86) 桓魋との会談や祥瓊の手紙により玉座に就く決意を固め、仮王となる。(WH華胥139)(新華胥131) |
生死 | 生 |
声優 | 田中正彦 |