| 姓名 |
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号・前 氏・ | |
| 国籍 | 芳 |
| 容姿 | |
| 肩書 |
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| 系譜 |
佳花の夫、祥瓊の父。(WH万里上17)(新万里上21) |
| 備考 |
そもそもは夏官であった。(WH万里上16)(新万里上20) 登極すると、正義によって整えられた世を目指した。天道に即した法によって枷を嵌めることで、 天道に即した国を造ろうとした。(WH華胥108)(新華胥101) 露峰を真似て法を制定したが、(WH万里上291)(新万里上308) 思うように効果が得られずいっそう法を重くして行った。(WH華胥109)(新華胥102) 治世が三十年余りに及ぶにあたって、(WH万里上16)(新万里上20) 苛烈な圧政に耐えかねた月渓によって弑逆された。(WH万里下30)(新万里上23) 理想に対して頑なで、自らは生命を賭しても正義に忠実であろうとしたので、 民にもそれを求め、登極後、実に六十万の民を些細な罪で処刑した。どんなに些細な罪でも、罪を犯した以上、 生命を奪われる覚悟があって当然だと、頭から思い込んでいたよう。(WH華胥108)(新華胥101) 芳を白く整然とした国に調えようとし、次第にいっかな汚れの消えない世に苛立つようになった。法は過酷になり、 罪は苛烈になった。特に峯麟が失道してからは、国を立て直そうと本当に躍起になった。しかし最後まで、 失道によって自身が位を失うこと、生命を失うことには拘泥しておらず、なまじ彼に保身を図る気がなく、 正義に殉ずる覚悟だったことが事態を一層悪化させ、凄まじいばかりの虐殺が起こった。(WH華胥109)(新華胥103) 相手が自分に見せる態度、聞かせる言葉が正義に適っていれば、それでその者は潔白だと思い込んでしまうところがあった。 自身が表も裏もなく潔白だったので、表が潔白ならば裏もそうに違いない、と思い込んでしまうような人の好いところがあった。(WH華胥108)(新華胥102) 臣下に何かを下す時は必ず文房四宝のどれかだった。(WH華胥126)(新華胥119) 酒を嗜むことも、高価なものを集めることもしなかった。(WH華胥127)(新華胥119) |
| 生死 | 死(WH万里上20)(新万里上22) |
| 声優 | 徳丸完 |